日課の「 ジョギング 」と、その最中に主に聴いている音楽ジャンルの「 フュージョン・スムースジャズ 」といった話題を中心に、WEB上で広告を見たりアンケートに答えるだけでお小遣いが貰える「 サイト稼ぎ 」の話題なども少々。気になることを気ままに語ります
ジョギングしながら聴く smooth jazz
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Funked Up!/Candy Dulfer
2010-04-11-Sun  CATEGORY: CDレビュー(Candy Dulfer)


   Candy Dulfer - Funked Up!


※ 「 iTunes 」未インストールの方は「 HMV ONRINE 」サイト内にて試聴可能です。

1. First in Line 2. My Funk 3. Still I Love You
4. Step Up 5. Don't Go 6. CD 101.9
7. Bliss 2 This 8. Finger Poppin'
9. Be Cool 10. On & On 11. True & Tender
12. Roppongi Panic




 本来は、これまでのキャンディらしいファンキー・ナンバー中心の「 Funked Up 」sideと、しっとりと聴かせてくれるメロウなバラード系の曲を集めた「 Chilled Out 」sideという自身初の2枚組みアルバムとして発売される筈が、発売前に起こった所謂「 リーマン・ショック 」による世界的不況を考慮して「 Funked Up 」収録曲を中心に「 Chilled Out 」から2曲を加えて再編集され発売された、「 2009年 」リリースの「 HEADS UP 」レーベル移籍第二弾アルバムです。

 ホーンセクションを用いたジャズ・ファンク風の曲調にエレクトロぽいアレンジを加味した  、男性ラップをフューチャーし、ブギーなギターリフが印象的なファンク・ブルース  と、御馴染みのポップでダンサブルなミクスチャー・ファンクチューンが冒頭から2曲続きます。

 前2曲とは打って変わって、男性顔負けの太いブロウで奏でられた如何にも日本人好みの美しいメロディが栄える、本来は「 Chilled Out 」に収録予定だったスムースジャズ・バラード  に、曲調にピッタリなタイトルを付けたのは、キャンディの日本公演を観に来ていた一般客の女性だそうで、その方のセンスにも脱帽の切なさが漂う秀曲。


「 ③ Still I Love You 」



 ノリノリ(笑)のスカ・ビートにハスキーな女性ラップをフューチャーした  、アコースティック・ギターとストリングスのアレンジが印象的なブルージーなバラード  、ラジオDJ風のナレーション入りのPOPなファンキーナンバー  と、キャンディらしいバラエティに富んだ曲が続きます。

   と同様、本来は「 Chilled Out 」に収録予定だった  ですが、こちらはソウルフルな男性コーラス・グループをフューチャーした妖艶なムード漂うR&Bバラード。

 後半も王道ジャズ・ファンク・スタイルのダンサブル・ナンバー  、ワウ・トランペットを筆頭に4本のホーン・セクションを中心としたブギー・スタイルのファンク・ジャズ  、ファンキーポップなメロディを奏でるキャンディのプレイがタップリ堪能できる  も、ユッタリめのレゲエ(スカ)ビートにブルージィなメロディラインが上手くマッチした  と、ファンなら安心して聴けるであろうバラエティに富みながらもキャンディらしさが伝わってくるナンバーが揃ってます。

 そしてラストは、今や毎年の様に来日している親・知日家のキャンディ自身の「 六本木 」に対するイメージを曲にしたのであろうファンク・スタッフ  では、「 東京メトロ日比谷線 六本木駅 」のアナウンスやサイレンの音などを効果音に使い、外国人には特異に写る面も多いのであろう日本の繁華街の猥雑さを上手く表現したテイクになってます。


「 ⑫ Roppongi Panic 」



 「 HEADS UP 」側の意向なのか?前作に引き続き今回も以前の作品の様な大物ゲストの参加はありませんが、勿論、当作品にも名パートナー「 Thomas Bank & Ulco Bed 」の両名がプレイヤー以外にも、アレンジ・コンポーズ・プロデュースにと大きく関わり、以前の作品に引けを取らない色々と凝ったアレンジも楽しめる作品になってます。

 只、今回のレビューは今までのキャンディ作品と同様、この先も一番入手がしやすいと思われる「 米国盤 」に基づきましたが、当方が所持しているのは本来は通常発売される筈だった2枚組みアルバムに日本盤のみのボーナス・トラックが収録された初回プレス限定の「 ファンクド・アップ(デラックス・エディション)(初回限定盤) 」であり、前作「 Candy Store 」で初挑戦した「 LA CABANA 」に続くラテン・ナンバーなど、更に多くの魅力的なテイクが収録されてます。

 よって1枚に纏めた今回ご紹介の「 Funked Up 」では魅力的なナンバーが揃ってはいますが、どうしても物足りなさの様なものを感じてしまい、自己評価も辛目の「 ★★★☆☆ 」を付けざるを得ないですが、このレビューを書いている時点で、キャンディの異なる2面性が楽しめる初回限定で発売の2枚組みアルバムは辛うじて日本版「 ファンクド・アップ(デラックス・エディション)(初回限定盤) 」の方なら入手可能(同じコンセプトの米国盤は売り切れの様です)なので、ぜひ今回の作品が欲しい方は早めに「 ファンクド・アップ(デラックス・エディション)(初回限定盤) 」の方を入手される事をオススメします。






ご迷惑で無ければ♪

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Candy Store/Candy Dulfer
2010-02-07-Sun  CATEGORY: CDレビュー(Candy Dulfer)

   Candy Dulfer & Thomas Bank - Candy Store


※ 「 iTunes 」未インストールの方は「 HMV ONRINE 」サイト内にて試聴可能です。

1. Candy 2. L.A. Citylights
3. Music = Love 4. Cabana 5. 11:58
6. Summertime 7. Soulsax
8. Smokin' Gun 9. Back to Juan
10. If I Ruled the World
11. Everytime




 今や続々と大物アーティストが移籍し飛ぶ鳥を落とす勢いの「 UNIVERSAL MUSIC 」傘下の米国コンテンポラリー・ジャズ・レーベル「 HEADS UP 」移籍後第一弾作品で、約4年ぶりになる「 2007年 」リリースのアルバムです。

 「 ギター 」のカッティングと「 ホーン・セクション 」によるハード・ファンクなリフに「 男性ラップ 」をフューチャーしたオープニングチューン  は、タイトルに自身の名を付けるに相応しいキャンディらしさ全開のダンサブルなファンキー・スタッフ。

 美メロを奏でるキャンディの「 サックス・プレイ 」が充分堪能できる  は、初期のイケイケ(笑)の頃とは違う妖艶な「 大人の魅力 」の雰囲気を感じさせる、スムースジャズ・ラジオ・ライクなR&Bテイストのスローナンバー。

 以前から得意の「 ホーン・セクション 」を中心とした「 ジャズ・ファンク 」調のパートと、レゲエ風のビートにリズム・チェンジしたキャンディの「 ボーカル・ソロプレイ 」パートとのギャップが面白い  も、「 男性ラップ 」をフューチャーしたノリの良さが魅力のファンキー・ポップ。

 今まで「 ジャズ/ファンク/ヒップホップ/ハウス 」など様々なジャンルのテイストを取り入れて独自のスタイルを展開してきたキャンディが遂に「 ラテン音楽 」に挑戦してきた意欲作  ですが、キャンディらしいダンサブルさは少しも失わずにラテンムードたっぷりの1曲に仕上げた、初チャレンジで「 既にキャンディ流ラテン・ミュージックを確立したのでは? 」と思える程の完成度を感じさせる出来の良い、個人的にはブレイク時に「 ナイロン・ギター 」が弾くフレーズが何故か妙にツボにハマっている当アルバム収録曲の中でも1.2を争うお気に入りのナンバーです。


「 ④ Cabana 」




   と同様、王道「 スムース・ジャズ 」スタイルとでも言うべき「 R&B 」テイスト充満のナンバー  は、都会の夜にピッタリな雰囲気を持ったアーバンなサックス・バラード。

 そして当アルバム内で唯一「 サックス 」プレイではなくキャンディの「 ヴォーカル 」をメインにしたチューン  も、キャンディらしいファンキーかつクールでポップなナンバーになってます。
 

「 ⑥ Summertime(Studio Jam) 」




 ソウルフルなスムースジャズ・バラード   、「 レゲエ 」テイストの中にもジャジーなマインドが伺える  、「 ファンク 」と「 ロック 」を融合させた「 ファンクネス 」の様なナンバー  と、このアルバムの最大の魅力であろう「 バラエティ 」に富んだナンバーが続きます。

 「 Marvin Gaye 」などの70年代頃のモータウン・サウンドを髣髴させる「 ホーン・ストリングス 」アレンジと「 サックス&エレキピアノ 」によるメロウなメロディが相まって魅力的な雰囲気を醸しだす  は、初期の作品に収録されていても違和感を憶えないであろう、個人的には以前のキャンディに通じるものを多く感じたバラード。

 普段自分が聴いている幾つかのスムース・ジャズ専門の各「 ネット・ラジオ 」でもヘビーローテと言って良いくらい頻繁にオンエアされていた  は、美しいメロディ・ラインを奏でるキャンディの「 サックス・プレイ 」と、それを引き立たせるシンプルだけど計算された「 アレンジ 」が見事と言う他はない、しっとり聴かせてくれるアダルトなテイストの極上バラード。


「 ⑪ Everytime 」




 尚、今回は「 米国・日本・欧州盤 」に共通するテイクのみでレヴューしましたが、実際のアルバムにはそれぞれに異なる1~2曲の「 ボーナス・テイク 」が収録されていて、更に日本では「 1998年ジャパン・ツアー 」時の限定記念盤として各国版全ての「 ボーナス・テイク 」が収録された「 キャンディ・ストア・ツアー・エディション 」も発売されました。

 これまでのアルバムの様に豪華な「 ゲスト・プレイヤー 」の参加は無いものの、初期の作品からプレイだけでなく「 アレンジャー 」や「 コンポーザー 」としても参加し、気心も十二分に知れているであろうキャンディ作品に大きな影響をもたらしてきた「 Thomas Bank 」「 Ulco Bed 」両人も今まで以上に大きく関わり、新作を約4年間待たされたファンも納得の出来だと思います。

 特に今回のタイトル「 Candy Store 」に准えれば、品揃えが豊富で思わずアレコレ選ぶのに迷ってしまいそうなお店の様な、今までのアルバムとは比べ物にならない程バラエティに富んだ収録曲の数々は、キャンディの新たな魅力を感じさせてくれると共に、これからの方向性の対して更なる期待を膨らましてくれるに充分です。

 自分にとって今では「 キャンディ・ダルファーのアルバムにハズレなし! 」と思うほどの彼女の大ファンなのですが、その中でも「 一番のお気に入りアルバムは? 」と訊かれれば、現時点ではこの「 Candy Store 」を挙げるであろう程の愛聴盤なので、勿論当方の評価は文句無しの「 ★★★★★ 」です。






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What Does It Take?(Girls Night Out)/Candy Dulfer
2009-12-13-Sun  CATEGORY: CDレビュー(Candy Dulfer)

   Candy Dulfer - What Does It Take


※ 「 iTunes 」未インストールの方は「 HMV ONRINE 」サイト内にて試聴可能です。

1. Mr. Slim 2. Fred's Joint
3. What Does It Take? (To Win Your Love)
4. Nikki's Dream 5. Soulala 6. 2025 7. So Cool
8. Island Lady 9. I'm the One 10. No Problem
11. Cookie





 前作「 For the Love of You 」から約2年ぶりの通算5作目の「 1999年 」リリースの作品ですが、デビュー作から所属していた「 BMGグループ 」からの最後のスタジオ録音盤になります。

 3作前の「 Sax-A-Go-Go 」以来になる「 James Brown 」のバックを勤めたホーン・セクション「 JB’s 」のメンバー「 Fred Wesley & Alfred Peewee Ellis 」がゲスト参加している ① ② は、キャンディ(&共作者のトーマス・バンク)お得意の「 ジャズ・ファンク 」テイストのミドルテンポチューン。

 同じサックス・プレーヤーで、モータウン全盛期に活躍したR&Bレジェンドのひとり「 Junior Walker 」の大ヒット曲のカヴァー  には、「 Jonathan Butler 」がギター&ヴォーカルでゲスト参加していて、キャンディのプレイもジョナサンのヴォーカルも共に素晴しく、タイトルチューンに相応しい魅力的なヴォーカルナンバーに仕上がってます。

 キャッチーなメロディを奏でるキャンディのプレイが思う存分堪能できる  は、ジャジーな雰囲気とファンクテイストを上手く兼ね合わせた魅惑のバラード。

「 ④ Nikki's Dream (LIVE) 」



 「 70’sファンク 」テイストの  、盟友「 Prince 」を髣髴させるビートの利いた  と、共にキャンディが「 メイン・ヴォーカル 」を担当しているノリノリのダンス・チューンが2曲続きますが、ここまでの6曲は全て当作品にもアレンジャー等で重要な役割を果たしている「 Thomas Bank 」と共作のキャンディ自身のオリジナル・ナンバーです。

 数小節の印象的なメロディラインを繰り返す手法を含め、個人的にキャンディの作品からは珍しく神秘的な匂いのする「 ニューエイジ・ミュージック 」の様なイメージを受けた  では、再びゲスト参加の「 Alfred Peewee Ellis 」が奏でるディレイを効かせたフルートの音色が、より神秘的な雰囲気を醸し出している様に感じます。

 「 ファンク・ジャズ 」の第一人者で誰もが認める「 ジャズ界の巨人 」のひとり「 Sonny Rollins 」の曲をアップテンポのレゲエ調にアレンジし、更にサンプリングやラップを用いてよりダンサブルなナンバーに仕上げている  では、おなじみ(?)実の父親の「 Hans Dulfer 」をゲストに迎え、親子共演を楽しんでいる様子が伝わってくる様なファニーな雰囲気充満のテイクになってます。
 
 「 Sax-A-Go-Go 」でも取り上げていた、キャンディが10代の頃に聴き捲くっていた「 Average White Band 」のヒット曲のカヴァー  では、再度「 JB’s 」のメンバー「 Fred Wesley & Alfred Peewee Ellis 」がゲスト参加しての、男性ヴォーカルをメインに据えた原曲にも負けてないファンキーなヴォーカルチューンになってます。

  と同様「 Sonny Rollins 」の曲のカヴァー  も、元は「 ストレート・ア・ヘッド・ジャズ 」である原曲を「 打ち込み 」や「 ミキシング 」などの手法を駆使してミドルテンポのダンサブルなナンバーにアレンジされていて、このテイクでも「 Fred Wesley & Alfred Peewee Ellis 」がキャンディのバックを勤めてます。

 ちなみに、当ブログのキャンディのレヴューでは度々出てくる「 ジャズ・ファンク 」と、今回「 Sonny Rollins 」の説明で出てきた「 ファンク・ジャズ 」は別の音楽であり、「 ジャズ・ファンク 」は「 アシッド・ジャズ 」のルーツとも言われる70年代頃に流行った「 ファンク(ダンス)ミュージック 」の1ジャンルで、「 ファンク・ジャズ 」とは、「 ビ・バップ 」から進化し50~60年代頃に派生した「 ハード・バップ 」や「 ラテン・ジャズ 」と同じ「 ストレート・ア・ヘッド・ジャズ 」のスタイルのひとつを指します。

「 Eurythmics 」のメンバー「 Dave Stewart 」と映画のサントラとして共作したラストの  は、カントリーブルースの様な曲調のインストナンバーで、勿論デイブ・スチュワートがギターでゲスト参加しています。

 尚、今回も廃盤扱いに成りにくく、かつ比較的安価で販売されているであろう「 米国盤 」に添ってレヴューしましたが、「 日本・欧州盤 」はアルバムタイトルが「 What Does It Take? 」ではなく「 Girls Night Out 」となり、更に「 欧州盤 」はジャケットデザインもまったく別のものになってますが、内容は多少曲順が異なるのと、ボーナス・トラックの違いが有るだけで基本的には同じ作品です。

 今回の「 What Does It Take? 」全体の印象は、70年代辺りのR&B色の強いファンキー・スタッフが多いという点では「 Sax-A-Go-Go 」や「 Big Girl 」などと共通する部分も感じられますが、それら初期の「 Candy Dulfer 」作品には無いアダルトな雰囲気も伝わってくる、今までとは又違う新たな魅力を持った作品だと思います。

 ノリノリの気分で聴くも良し、じっくり味わいながら聴くも良しの「 上質な大人のファンキー・スムースジャズ・アルバム 」の「 What Does It Take? 」に対しても充分「 ★★★★☆ 」の評価を付けられる程、個人的にはオキニイリの作品です。






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For the Love of You/Candy Dulfer
2009-08-16-Sun  CATEGORY: CDレビュー(Candy Dulfer)

   Candy Dulfer - For the Love of You


 「 iTunes 」未インストールの方は、「 HMV ONRINE 」サイト内にて試聴可能です

1. Saxy Intro 2. Saxy Mood 3. Gititon
4. For the Love of You 5. Smooth
6. Give Me Some More 7. Once You Get Started
8. Bird 9. Wish You Were Here
10. Allright 11. Sunday Cool
12. Girls Should Stick Together





 キャンディ自身の記録である「 米ビルボード 」の「 Billboard 200(週間総合アルバム売上チャート) 」で最高第二位にランクインするという快挙で、名実共にワールドスターの地位を確実なものにした「 1997年 」発売の「 4Th リーダーアルバム 」です。

 ジングル的な「 14秒 」の  に続く、実質のオープニング・チューン  は、今までラップやコーラスなどで歌声を披露していたキャンディが、遂に自身初の「 メイン・ヴォーカル 」を担当している軽快なポップ・チューン。

 「 トーキング・モジュレーター&女声ラップ 」が上手く雰囲気を盛り上げているミドルテンポのファンキー・ナンバー  の次、タイトル・チューンの  は、きっと4~50代のDISCO世代の方々には涙モノ(?)の長寿ソウル・グループ「 Isley Brothers 」の70年代のヒット曲のカヴァーですが、メロウなソウル・バラードという原曲の持つ魅力に加え、キャンディらしいグルーヴ感とブルージーさをプラスした、このアルバムを代表するに相応しい1曲。

「 ④ For the Love of You(PV) 」



 妖艶な雰囲気がするブルージーなバラード  を1曲挟み、リズミカルなファンキー・ポップ  、ソウルフルなポップン・ミュージック  と、再びキャンディ自らメインを勤めるボーカル・チューンが2曲続きますが、特に  は、特徴的な「 エレキ・ピアノ 」の使い方と「 コーラス・アレンジ 」が個人的にツボの、 を抑えて当アルバムに於ける自分の「 フェイバリット・ナンバー 」。

 「 4ビートジャズ 」風の「 ベース・ライン 」が特徴の  は、曲調とタイトルから推測するにジャズ界の大巨人「 Charles Parker 」に対するオマージュだと思われますが、サックスとミュート・トランペットによるテーマ・パートに沿ったコード進行の「 インプロヴィゼーション(アドリブ)・プレイ 」を挿入し、将にパーカーが提唱した「 ビ・バップ 」に近似したスタイルを展開している「 キャンディ流モダン・ジャズ 」。

 この後リリースされるアルバムでも徐々に増えていくラジオフレンドリーなメロディアス・タイプのバラード  の後に、やっと今までのキャンディらしいホーンセクションが前面に出た「 ジャズ・ファンク 」調のナンバーが ⑪ ⑫ と2曲続きます。

 そして収録曲中4曲で本人が「 メイン・ヴォーカル 」を担当した本アルバムを象徴するような、ミドルテンポのグルーヴ感が心地好いPOPなボーカル・チューン  がラスト・ナンバーとして収められています。

 尚、今回は現状で一番入手し易いと思われる「 米国盤 」に添ってレヴューしましたが、当方が所持している「 欧州盤 」では多少曲順が異なるのと、ラストに  の「 リミックス・バージョン 」がボーナス・トラックとしてプラスされた「 全14曲 」構成になっています。

 今回初披露の「 Candy Dulfer 」のボーカルは、イケイケのダンサブルな曲よりも明らかにライトでPOPな曲調にハマる声なので、それに合わせたナンバーで構成したであろう本作は「 Sax-A-Go-Go 」「 Big Girl 」と比べて確実に「 ファンキー度 」は控えめの仕上がりですが、その分万人向けの「 聴き易さ 」という点では既作より上という気もします。

 言い換えると、近年の作品に通じる「 大人のキャンディ・ダルファ 」路線の原点的アルバムであり、内容そのものも充分「 ★★★★☆ 」の評価を付けられる出来なので、これから「 Candy Dulfer 」を聴いてみようという方は、この「 For the Love of You 」辺りから聴き始めてみるのが良いかもしれません。






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Big Girl/Candy Dulfer
2009-06-21-Sun  CATEGORY: CDレビュー(Candy Dulfer)



 現在「 iTunes 」での取り扱いは御座いません。
  全曲
「 @TOWER.JP 」サイト内にて試聴可能です。


1. Wake Me When It's Over [Album Version] 2. I.L.U. 3. Tommy Gun
4. 2 Miles 5. Jazz It's Me 6. Funkyness 7. Capone
8. Get Funky 9. Chains 10. September 11. Up Stairs
12. I'll Still Be Up Looking to You 13. Big Girl
14. Wake Me When It's Over [Don Cher Precessor-Mix/Long Version]




 記録的だった前作「 Sax-A-Go-Go 」以上のセールスを挙げ、「 Candy Dulfer 」の人気を不動のものとした「 1995年 」リリースの3rdアルバムです。

 オープニング・チューンの  から、いきなり「 David Sanbone 」を代表するアルバムと言っても過言ではない名盤「 Voyeur 」内のナンバー「 Wake Me When It's Over 」を、そのサンボーン本人をゲストに迎えてカバーすると言うサプライズ!を見せてくれます。

 「 (当時の)エレクトロ・ファンク 」といった感じの原曲と比較して、キャンディ本人のラップなどをフューチャーするなど得意のポップでダンサブルなチューンにリアレンジされたナンバーに仕上がっている  ですが、惜しむらくは折角のサンボーン・キャンディ2人による「 インター・プレイ 」部分が曲全体の中のアクセント的な使われ方をされていて、その時間も決して(自分が)満足できる長さではない点。

 とは言え「 泣きのサンボーン 」と言われる独特な音色の特徴有るプレイと、(良い意味で)クセの無い素直な音色ながら男性顔負けの太いブロウが魅力のキャンディとの対比を聴く度に面白味を感じていますし、何より曲全体が素晴しく、数あるキャンディのナンバーの中でも、個人的に指折りのお気に入りです。


「 ① Wake Me When It's Over [Album Version] 」



 ソウルフルな女声コーラスをフューチャーした  、定番のジャズファンク調ナンバー  と、イケイケのファンキー・スタッフがこれでもか!と続きますが、更に  では、前作にホーンセクションの面々がゲスト参加した「 Tower of Power 」や、帝王「 James Brown 」の曲をサンプリングで使用し、ゲスト・プレーヤーに「 パパ・ダルファ 」こと実の父親の「 Hans Dulfer 」を迎え、ここまでのファンキー・ナンバー4連発の締め括りに相応しい盛り上がりを聴かせてくれます。

 低音のラップがクールで落ち着いた印象を受けるブルージーなナンバー  、Ol’daysSoulの雰囲気がムンムン(笑)のボーカル・チューン  、美しい旋律と妖艶な雰囲気を併せ持つキャンディらしいバラード  、ミドル・テンポのPopなファンキー・チューン  と、中盤もキャンディの魅力全開のナンバーばかりが続きます。

 キャンディの作品では御馴染みの共同プロデューサーのひとり「 Ulco Bed 」が弾くカッティングの効いたリズム・ギターが印象的な  は、ホーン・セクションを加えた定番のジャズ・ファンク風ナンバーですが、テーマパートのキャッチーなメロディーと、全体的にノリの良いビートが心地好い、 と並んで個人的にアルバム収録曲の中でも最もお気に入りの曲。

 キャンディのブロウの太さが良く分かる神秘的な雰囲気のバラード  、 再び古き良き年代のジャズ・ファンクを彷彿させるナンバー  に続く  は、「 The Crusaders 」のオリジナル・メンバーであるサックス・プレーヤー「 Wilton Felder 」が、人気ソウル・シンガー「 Bobby Womack 」とコラボレーションして生まれた名曲のカバーで、この曲は自分が10代の頃に大ハマりした涙モノの懐かしいナンバーなのですが、このゴスペル調のソウル・バラードを原曲の魅力そのままにカバーされていて、個人的に感動してしまった紛れも無くアルバムのバラエティ度に一役買っているワン・テイク。


「 Wilton Felder & Bobby Womack(オリジナル) 」の
「 I'll Still Be Up Looking to You(Live) 」




 再び「 Hans Dulfer 」が参加しての親子共演による、楽しそうな雰囲気が伝わってくるアンサンブルもグッドな、ポップでイケイケのダンサブルさが気持ち良い、実質ラスト・テイクに当たるタイトル・チューン  の後に、ボーナス・テイクとして  の リミックス・ヴァージョン  が収録されています。

 当ブログで「 Candy Dulfer 」を取り上げる都度に言ってますが、紛れも無く彼女の大きな魅力のひとつだと個人的に感じている「 他の様々なダンス系音楽の要素を取り入れた、ポップでキャッチーなファンキー・ミュージック 」という面において、前作の「 Sax-A-Go-Go 」から更に飛躍し、この作品がひとまず頂点を迎えたと思います。

 キャンディ本人は勿論、プロデュース・コンポーザー・アレンジャー・ミキサーなど多方面に渡りサポートしている両名、ギタリストの「 Ulco Bed 」と、キーボーディニスト「 Thomas Bank 」3人の能力が結集した、現時点での(僅差ですがw)自分の中の「 Candy Dulfer 」の最高傑作「 Big Girl 」に対しては、当然自信を持って満点の「 ★★★★★ 」を付けさせて頂きます。






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