日課の「 ジョギング 」と、その最中に主に聴いている音楽ジャンルの「 フュージョン・スムースジャズ 」といった話題を中心に、WEB上で広告を見たりアンケートに答えるだけでお小遣いが貰える「 サイト稼ぎ 」の話題なども少々。気になることを気ままに語ります
ジョギングしながら聴く smooth jazz
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Modern Art/The Rippingtons
2010-09-27-Mon  CATEGORY: CDレビュー(SmoothJazz)
 Modern


※ 「 iTunes 」未インストールの方は「 AMAZON.COM 」サイト内にて試聴可能です。

1. Modern Art
2. Paris Groove
3. Black Book
4. Pastels On Canvas
5. One Step Closer
6. I Still Believe
7. Body Art
8. Age Of Reason
9. Sweet Lullaby
10. Jet Set
11. Love Story




 「 コンポーズ・アレンジ・プロデュース 」など様々な面において今日の「 スムース・ジャズ 」の主流となった数多くの手・技法を生み出したと言われ、現在も多くのアーティストに影響を与え続けている「 Russ Freeman(ラス・フリーマン ) 」ですが、そのラスのプロジェクト「 The Rippingtons(ザ・リッピントンズ) 」名義では通算18作目となる「 Universal Music(ユニバーサル・ミュージック) 」傘下の「 Peak Records(ピーク・レコーズ) 」レーベルから「 2009年 」にリリースされたアルバムです。

 初めてアルバムを聴いた時に「 アコースティック・ギター 」のストロークで始まるイントロに何故かゾクゾクした事が今でも忘れられない「 タイトル&オープニング 」チューンの  は、久しぶりに参加のサックス・プレイヤー「 Jeff Kashiwa(ジェフ・カシワ) 」とギターとのアンサンブルが心地好い、リッピントンズらしいメロディアスなPOPチューン。

 珍しく「 アコーディオン 」をフィーチャーした  を聴くとタイトル通り、まるでパリの街角を探索している気分に浸れる様な、「 フレンチ・POP 」の様なエスプリが漂うエレガントなチューン。


 「 2. Paris Groove 」



 前曲のフレンチPOP風な雰囲気から一転、東洋的なエキゾチック・ムードが何所と無く漂っているミドル・テンポ・チューン  ですが、かつて「 The Beatles(ザ・ビートルズ) 」や「 The Rolling Stones(ザ・ローリング・ストーンズ) 」などのロック系アーティスト達にも度々利用された、共鳴弦による響きが独特な音色を生むインドの民族楽器を元に作られた「 エレキ・シタール 」のトーンが、より曲調にオリエンチックなイメージを増長させてます。

 「 ガット(ナイロン・ストリングス)ギター 」の音色を活かしたスパニッシュなバラード  に続くのは、自身のリーダー・アルバムや「 Kim Waters(キム・ウォーターズ) 」「 Steve Cole(スティーヴ・コール) 」とのホーン・ユニット「 The Sax Pack(ザ・サックス・パック) 」などの精力的な活躍で、今やスムースジャズを代表するサックス・プレイヤーとなって久しぶりにリッピントンズに戻ってきた「 Jeff Kashiwa(ジェフ・カシワ) 」のサックスを前面にフィーチャーした、後半のインプロ・プレイが聴き応え十分なアップテンポ・ナンバー  、トワイライトな雰囲気漂うメロディにバックの「 ハモンド・オルガン 」の音がより栄えるバラード  と、共にブルージィなナンバーが並びますが、どちらも彼の復帰を待ち望んでいたファンにとっては嬉しいテイクなのでは?と思います。

 「 ブルース・ファンク・ロックンロール 」のカッコ良さを総取りしたような曲調の  では、ラスとジェフのアンサンブル・プレイが更に曲のCoolな魅力を引き出してます。

 かつての「 ライト・フュージョン 」ぽさが残っていた初期の頃の作品からのリッピントンズの王道スタイルを踏襲した感じ?と個人的印象では感じた、「 ガット(ナイロン・ストリングス)ギター 」メイン・リードのミドル・チューン  ですが、勿論ラスが書くメロディ・ラインも初期の頃と変わらず秀逸です。

 哀愁漂う美しいメロディを奏でる「 ガット(ナイロン・ストリングス)ギター 」の響きが最高に心地好いインスト・バラード  の作者は、現在のラスの奥方であり、前作「 20th Anniversary Celebration 」でもコンポーザーとして参加していた「 Yaredt leon(ヤレド・レオン) 」です

 収録曲中唯一ラスでもジェフでもなく「 Bill Heller(ビル・ヘラー) 」が弾くファンキーかつグルーヴィーな「 アコースティック・ピアノ 」をメイン・リードに据えた  に続く当作品のラスト・ナンバーとなるのは、人気トランペッター「 Rick Braun(リック・ブラウン) 」をゲストに迎えての共にジャジーな音色のラスのギターとリックの「 ミュート・トランペット 」によるインタープレイ風のイントロで始まる  で、アーバン・ナイツな雰囲気が充満したスローR&B調のインスト・チューンです。


 「 11. Love Story 」



 このアルバムを入手して数回聴いた後に思ったのは、かつての名盤「 Welcome to the St James Club 」の作風を良い意味で枯れて渋さを増した様な雰囲気のアルバムかな?という事と、一時期の打ち込みを多用した造りからは完全に脱却してバンド・サウンド感が確実に戻ってきたことに対する安堵感(?)など、いくつかのポジティブな印象もありましたが、それでも作品全体の感想は特にツボにハマった曲も無いし、良くも悪くも「 リッピントンズの平均的作品だな・・・ 」というものでした。

 但し、暫く時間が経った後に何度か聴き直してみると、じわじわと作品全体から伝わる雰囲気に以前は感じなかった心地好さを覚える様になり、今では「 リッピントンズ作品の中でも最も秋が似合うシックな魅力の佳作 」とイメージが確実にUPしたので、よって今回の作品に対する自己評価も以前なら付けていたであろう以上でも以下でもない「 三つ星 」ではなく、かなり「 四つ星 」に近い「 ★★★☆☆ 」とする事でレヴューを締め括りたいと思います。






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Jonathan/Jonathan Butler
2010-08-15-Sun  CATEGORY: CDレビュー(SmoothJazz)
 Jonathan


※ 「 iTunes 」未インストールの方は「 AMAZON.COM 」サイト内にて試聴可能です。

1. Rio
2. Mandela Bay
3. 10 Degrees South
4. Randy's Song
5. Fire and Rain
6. Precious Things
7. Sweet Island Love
8. Baby Love
9. For A Friend
10. Spirit of our Nation
11. Move Me




 近年は「 ゴスペル 」などのクリスチャン・ミュージックのアルバム製作にも力を入れている「 Jonathan Butler(ジョナサン・バトラー ) 」ですが、当アルバムは現在も所属中の「 Rendezvous(ランデヴー) 」レーベル移籍第一弾として「 2005年 」にリリースされたスムース・ジャズ作品で、ビルボードの「 コンテンポラリージャズ・チャート 」で最高位「 5位 」を記録したヒット・アルバムです。

 アメリカではシングル・カットされたオープニング・チューンの  は、ジョナサン本人のギターとスキャットにゲスト・プレイヤー「 Rick Braun(リック・ブラウン)」のトランペットが絡むアンサンブルがスムース・ジャズファンには垂涎モノ(?)の、このアルバム内では珍しいグルーヴィなナンバー。

 パーカッションによるアフリカン・ビートで始まる故郷「 南アフリカ 」沿いの海の名前をそのままタイトルにした  は、将に南の海で聴くにはピッタリな雰囲気のPOPなメロディアス・チューンで、近年のLIVEでも過去の代表曲と共に定番となっているナンバー。

 バック・コーラス以外は全てジョナサン本人の演奏による、夏向きのブラジリアン&カリビアンなPOPチューン  に続くのは、メロディ・ラインの美しさも然る事ながら「 David Diggs(デヴィッド・ディッグス) 」アレンジによるストリングスと「 Rendezvous(ランデヴー) 」レーベル創設者の一人であるサックス・プレイヤー「 Dave Koz(デイヴ・コーズ) 」が奏でる独特の節回しが特徴のソプラノ・サックスが、更に曲の魅力を引き上げている上質のバラード・ナンバー  です。

 前曲までの「 ガット(ナイロン・ストリングス)ギター 」からスティール弦の「 アコースティック・ギター 」に持ち替え、ブルージィな渋めのボーカルを披露している  は、収録曲中唯一のカヴァーで元曲は「 James Taylor(ジェイムス・テイラー) 」の70年代のヒットナンバーですが、ブルース・ギタリスト「 Jonny Lang(ジョニー・ラング) 」のプレイと相まって、本家とは一味違うカントリー・ブルースに仕上がってます。

 どちらも本人の演奏ですが「 ガット(ナイロン・ストリングス)ギター 」と「 スティール弦アコースティック・ギター 」をかつての「 Acoustic Alchemy(アコースティック・アルケミー) 」張りに使い分けた、ロマンティックな雰囲気漂うバラード  、「 スティル・パン 」風のシンセ使いなど、まさにカリビアンな雰囲気が漂うミドルテンポのメロディアス・ナンバー  と、再びギターの音色を活かしたキャッチーなメロディのインスト・チューンが2曲続きます。

 「 アフリカンビート&ヴォイス 」のイントロで始まる  ですが、曲自体はアコースティック・ギターの響きも爽やかな、歌唱力抜群のジョナサンの魅力的なボーカルが堪能できるPOPなナンバー。


 「 8. Baby Love 」



 更に美しいメロディを奏でる「 ガット(ナイロン・ストリングス)ギター 」の響きが最高に心地好い極上のヒーリング・インストチューンが ⑨ ⑩ と続きますが、  のサビの部分でボーカルを務めている女性は、ジョナサン実の娘である「 Jodie Butler(ジョディ・バトラー) 」です。


 「 9. For A Friend 」



 当アルバムでもコンポーザーとしての非凡な能力を十二分に発揮して甘美なメロディラインを聴かせてくれるジョナサンですが、最後のテイク  でも、ブルージィな曲調にジョナサンのギターと「 Gerald Albright(ジェラルド・アルブライト) 」が奏でるアルト・サックスの調べが交わって、よりメロディの美しさを冗長させた至極のミドルテンポ・チューンで締め括られます。

 各曲のレヴューでもお分かりかと思いますが、当アルバムに於いてのジョナサン自身のギター・プレイは全てナイロン弦かスティール弦の「 アコースティック・ギター 」であり、私個人のイメージだと夕暮れ時のビーチが似合いそうな夏向きのオーガニック・サウンドが魅力のアコースティック・ナンバーが勢揃いした作品です。

 最新作の「 So Strong 」はメロウな「 R&B系ボーカル・ナンバー 」が中心の内容で、勿論ボーカリストとしてのジョナサンに対しても多大な魅力を感じている自分にとっては決して嫌いな作品では有りませんが、どうしても同じコンセプトの「 新作インスト・アルバム 」を出来る限り早くリリースして欲しいという個人の願望が抑え切れない程、特に暑い時期の定番アルバムとして永く愛聴していくであろうオキニイリであり、「 ★★★★☆ 」以上の評価を自信を持って付けさせて頂きます。






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Herose/David Benoit
2010-07-25-Sun  CATEGORY: CDレビュー(SmoothJazz)
 Heroes


※ 「 iTunes 」未インストールの方は「 AMAZON.COM 」サイト内にて試聴可能です。

1. Mountain Dance
2. Human Nature
3. Your Song
4. Light My Fire
5. Never Can Say Goodbye
6. She's Leaving Home
7. Song For My Father
8. You Look Good To Me
9. Waltz For Debbie
10. A Twisted Little Etude
11. Blue Rondo a La Turk




 ウエストコースト・スムースジャズ・シーンの人気キーボーディニスト「 David Benoit(デビッド・ベノワ ) 」が自身の生涯で大きな影響を受けた様々なジャンルのミュージシャンをトリビュートして製作したカヴァー・アルバムで、「 Peak Records 」から「 2008年 」にリリースされた作品です。

 本人のオリジナルである  を除いた収録曲後半の ⑦ ~ ⑪ は、往年の名ジャズ・ピアニスト達のナンバーを取り上げた「 ストレート・アヘッド・ジャズ 」で占められ、前半の ① ~ ⑥ は、それ以外の様々なジャンルの曲が取り上げられてますが、どのテイクも「 アコースティック・ピアノ 」がメインのトリオを中心にしたシンプルな構成で収録されてます。

 70年代の「 クロスオーバー 」ムーブメントの中心人物の一人で、ベノワ本人とも親交の深いキーボーディニスト「 Dave Grusin(デイヴ・グルーシン) 」の代表曲  ですが、オーケストラ等を用いた壮大なイメージの原曲とは異なり、ピアノ・トリオで若干スローなテンポで演奏されている為、よりメロディラインが際立って聴く事が出来るヴァージョンになっていると個人的には感じます。

 あの帝王「 miles davis(マイルス・デイビス) 」でさえ一切のアドリブや過度なアレンジを排除し、メロディ・ラインを忠実に奏でたテイクを残している程の美メロの名曲  は、勿論King of Pop「 Michael Jackson(マイケル・ジャクソン) 」の傑作バラードとして良く知られたナンバーですが、このテイクではトリオの演奏にさり気なく「 シンセサイザー 」を被せたアレンジが曲の雰囲気をより引き立てるのに一役買っている良質のピアノ・チューンになってます。


 「 2. Human Nature 」



 スムージーなピアノ・ジャズ・バラードになってますが、原曲は多くのアーティストに影響を与えた英国を代表するPOPSシンガー&ピアニスト「 Elton John(エルトン・ジョン) 」の名曲である  、6.70年代の米国を代表するROCKバンド「 The Doors(ザ・ドアーズ) 」の大ヒット曲をパーカションを加えたカルテットによる演奏でラテン・ジャズ風に仕上げた  と、どちらもベノアのセンスが光るジャズ・チューンに変貌させてる点は見事です。

 オリジナルは「 Gloria Gaynor(グロリア・ゲイナー) 」ですが、やはり自分を含め「 JACKSON 5(ジャクソン 5) 」のヴァージョンの方を真っ先に思い浮かべる方が多いであろう  ですが、ここでもベノアは「 DISCOミュージック 」の名曲を「 ラウンジ・ジャズ 」テイストのメロウなピアノ・インスト・チューンに仕立て上げてます。

 他アーティストのアルバムでも「 オーケストラ or ストリングス 」アレンジャーとしてベノアの名前がクレジットされてるのを時々見かけますが、この「 The Beatles(ザ・ビートルズ)」の名盤「 Sgt Pepper's Lonely Hearts Club Band(サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド) 」収録内のナンバーを取り上げた  でも、彼のオーケーストレーションの技量を遺憾なく発揮した「 弦楽四重奏 」による美しい調べが思う存分堪能出来ます。
 
 後半の「 ジャズナンバー・パート 」の最初を飾るのは、「 ファンク・ジャズ 」の第一人者として名高いジャズピアノの巨人「 Horace Silver(ホレス・シルヴァー) 」の代名詞と言っても過言では無い超有名曲   ですが、元テイクとは異なるホーンレスな編成や、ベノアのプレイヤーとしての特徴であるリリカルなピアノ・タッチなど、ホレスとは違う雰囲気をしっかりと醸し出している点に、改めてジャズの深さと面白味を再確認しました。

 このアルバム収録直前にこの世を去った、私個人も大好きな「 Oscar Peterson(オスカー・ピーターソン) 」のジャズ史に燦然と輝く歴史的名盤「 We Get Requests(プリーズ・リクエスト) 」の収録ナンバーである  では、オスカーに負けず劣らずのリズミカルでスウィンギーなプレイを披露しています。

 そしてベノア自身が最も影響を受けたピアニストであると公言して憚らない「 Bill Evans(ビル・エヴァンス) 」のオリジナル・ナンバーで、「 Someday My Prince Will Come(いつか王子様が) 」等と同様「 ジャズ・ワルツ 」を代表するスタンダードとして多くのプレイヤーに受け継がれ続けている名曲  では、まるでエヴァンスが乗り移ったかの様な甘美なピアノの旋律が官能の世界へ連れて行ってくれます。

 「 ビ・バップ 」進化系のアドリブ・ジャズが全盛だった50年代から、カレッジで学んだ高度な音楽理論を駆使しながらもウエスト・コーストらしい聴き易さを併せ持った独自のアレンジ・ジャズを展開していた「 Dave Brubeck(デイヴ・ブルーベック) 」とも交流があるベノアですが、当アルバム収録で個人的に一番驚かされたのが、最初は自分の知らないブルーベックのナンバーだと思い込んでいた唯一のオリジナル  で、凡人の自分にはカウントするのも難儀する程の変則拍子や目まぐるしい転調など、ある程度ブルーベック作品を御存知の方なら自分と同じ勘違いをしても不思議ではないと断言できる、将にブルーベックの特徴を全て織り込んだベノアの新たな才能を思い知らされた脅威のテイク。

 最後のテイクは、そのブルーベックの代表作「 Time Out(タイム・アウト) 」収録のナンバーを同じサックスを加えたカルテットによる、ほぼ同様のアレンジで収録した  で締め括られます。

 当アルバムの収録曲全般に言えるのは、ベノアらしい耳当りの良い「 アコースティック・ピアノ 」メインのジャジーなナンバーで構成された作品なので、気軽に「 イージーリスニング・ピアノ・ジャズ 」アルバムとして聴くのも良いですし、あまりジャズに馴染みが無い方にとっての「 ピアノ・ジャズ 」の入門アルバムとしても十分適した作品だと思います。

 只、私個人の願望として、どうしても「 ピアノ・ジャズ 」とそれ以外のナンバーと言う前・後半のコンセプトのアルバムを出来れば1枚ずつ別々にリリースして欲しかったという想いが拭い切れず・・・・・自己評価も純粋に1作品としてなら問題無く平均点以上ですが、その分減点と言うことで今回は「 ★★★☆☆ 」とさせて頂きます。






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Do You Love Me?/Jonathan Butler
2010-05-30-Sun  CATEGORY: CDレビュー(SmoothJazz)

   ジョナサン - Do You Love Me?


※ 「 iTunes 」未インストールの方は「 AMAZON.COM 」サイト内にて試聴可能です。

1. Song for Elizabeth
2. Do You Love Me
3. Other Side of the World
4. Life After You
5. New Life
6. Dancing on the Shore
7. You Don't Belong to Me
8. Way You Look Tonight
9. Amen
10. Kiss
11. Lost to Love
12. My Only Joy




 当作品にプレイヤーとしても参加している大御所「 Dave Grusin(デイブ・グルーシン) 」が創立メンバーの一人として名を連ねる「 N2K 」レーベル移籍第一弾で、かつジョナサンにとって収録曲全てのアレンジ・プロデュースを自身で担当した初の作品となる「 1997年 」リリースのアルバムです。

 ギターフレイズに合わせた「 George Benson(ジョージ・ベンソン) 」張り(?)のスキャットも終盤に披露している  は、「 Dave Grusin(デイブ・グルーシン) 」が奏でる「 ローズ・ピアノ 」でイントロが始まる、切なくも美しいメロディが印象的なギター・インスト・バラード。

 タイトル・チューンの  は、ジョナサンの「 ボーカリスト・ギタリスト 」としては勿論、「 コンポーザー・アレンジャー 」としても比類なき才能を感じざるを負えない程の魅力に溢れた至極のソウル・バラード。


「 ② Do You Love Me 」




 それぞれ「 Tom Scott(トム・スコット) 」「 Kirk Whalum(カーク・ウェイラム) 」とフュージョン・スムースジャズの人気サックス奏者をゲストに迎えた、ゴスペル調の  、ブルージーなバラード  は、共に当アルバム内で唯一自身の作品では無いカヴァー・ボーカル・ナンバー。

 当方が曲調から受けた印象では、「 Still Life (Talking) 」辺りの「 ブラジル 」色の濃い「 パット・メセニー 」ナンバーに近い雰囲気を感じた  は、ジョナサンのガット・ギターと「 Tom Scott(トム・スコット) 」お得意の「 ウインド・シンセ 」が織り成す音のハーモニーが実に心地好い、癒し系のインスト・チューン。

 前テイクの「 ブラジル 」から少し北上して今度は「 カリブ海 」の美しい景色が思い浮かびそうなインスト・チューン  でも再び「 Kirk Whalum(カーク・ウェイラム) 」がゲスト・プレイヤーとして参加してますが、2人のアンサンブルから生まれるハーモニーが抜群の心地好さを感じさせてくれる、個人的に当アルバム収録のインスト・ナンバーの中でも一番のオキニイリです。
 

「 ⑥ Dancing on the Shore 」




 収録後半は「 ブルース 」色の濃い曲調・ボーカル・ギタープレイが特徴的な   、美しいメロディに「 アコースティック・ギター 」の調べが栄えているバラード  と、ジョナサンのボーカリストとしての魅力が堪能できる「 R&B 」ボーカル・ナンバー2曲で始まります。

   と同じく、ジョナサンのガット・ギターと「 Tom Scott(トム・スコット) 」の「 ウインド・シンセ 」とのコラボレート・インスト・チューン  は、夏にピッタリな感じのインスト・ナンバーで、2人の掛け合いの魅力による効果が更に曲の清涼感を増していると思います。

 前曲と同じ様な爽やかラテン・フレーバーのメロディアスなインスト・ナンバー  ですが、2~3人の少人数で収録されたテイクで構成されている当アルバムの中でも唯一ジョナサン一人でレコーディングされたテイクで、実際にプレイしている「 ガット・ギター 」以外は全て当人がプログラミングした音源です。

 メロウな雰囲気が充満した、ややスローテンポでブルース系コード進行の王道R&Bバラード  では、極上に心地好いジョナサンのボーカル・ギタープレイが共に堪能できる秀曲。

 ラストを飾るサウダージな雰囲気が心に染み入る  も、当アルバムの ⑥ ⑩ 辺りだけでなく、初期の「 ブラック・コンテンポラリー 」路線の頃から大抵のアルバムには数曲収録されてきた「 ブラジルorラテン 」系音楽のエッセンスが効いた「 ガット(ナイロン)・ギター 」リードの「 スムース・ジャズ 」フォーマットのインスト・ナンバー。

 異論・反論を承知で述べさせて頂くなら、ジョナサンは「 Stevie Wonder(スティービー・ワンダー) 」「 George Benson(ジョージ・ベンソン) 」「 Earl Klugh(アール・クルー) 」の魅力を兼ね備えた多彩な表現力を持ったアーティストで、非凡な実力の天才ミュージシャンなのは間違いないと思うのですが、ジャンルに囚われない多様なスタイルが仇(?)になっているのかは分かりませんが、その才能に見合った世間的評価を受けているとは感じられない事が大変残念です。

 デビューから所属していた「 JIVE 」レコード時代の作品の様に「 ダンス・ビート 」の曲こそ無いですが、「 ボーカル・インスト 」チューンがほぼ半々収録された当作品は、ジョナサンの多彩な魅力がバランス良く収まったアルバムだと思いますし、純粋に一作品としての当方の自己評価も「 ★★★★☆ 」以上の自信をもってオススメ出来る、自分もそうでしたが1900年代の作品で唯一「 国内盤 」も発売中という入手し易さも含め、「 Jonathan Butler 」に対する最初の出会いとしても適したアルバムです。






ご迷惑で無ければ♪

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Shake It Up/Boney James & Rick Braun
2010-03-20-Sat  CATEGORY: CDレビュー(SmoothJazz)

   Boney James - Shake It Up


※ 「 iTunes 」未インストールの方は「 HMV ONRINE 」サイト内にて試聴可能です。

1. R.S.V.P. 2. Grazing in the Grass
3. More Than You Know 4. Shake It Up
5. Central Ave. 6. Love's Like That
7. Song for My Father 8. Chain Reaction
9. Stars Above
10. Grazing in the Grass [Vocal Version]




 「 Boney James 」と「 Rick Braun 」という現在もスムースジャズ・シーンのTOPを走り続けているスーパースター2人が、当時は共に同じ大手レコード会社「 Warner Bros. Records 」に所属していた事から実現した「 2000年 」発売の夢のコラボレーション・アルバムです。

 打ち込みのプログラミングも担当しているキーボード・プレイヤー「 David "Kahlid" Woods 」との3人で収録された大人のファンキー・ミュージック・チューンといった趣の  では、主役2人のアンサンブルから生まれるハーモニーや、インター・プレイ風の掛け合いなど、いきなりオープニングからボニー&リックの魅力満載で聴き応え十二分のテイクに圧倒されます。


 「 ① R.S.V.P. 」



 前曲とは打って変わって8人編成と言う当アルバム一番の大所帯で収録された、南アフリカ出身のジャズ・トランペッター「 Hugh Masekela 」のナンバーをカヴァーした  では、キャッチーなリフが特徴のラテン・ジャズといった感じの原曲が持つイメージはそのまま活かしつつも、ファンキーなテイストを程好く加味したアレンジも見事ですが、参加メンバー達が心からセッションを楽しんでいるかの様な雰囲気が、このテイク最大の魅力かも?

 元々ボニー&リック両名共に得意にしているタイプの曲調ゆえ、将に真骨頂的なテイストを両者共に醸し出しているメロウでアーバンなR&Bテイストの王道スムースジャズ・バラード ③ ⑤ に挟まれたタイトル・チューンの  は、「 Paulinho Da Costa 」が刻むラテン(ブラジリアン)・ビートの効いたメロディアスでファンキーなアップテンポ・ナンバーで、このアルバムを象徴するタイトル・チューンに相応しい1曲。

 テクニカルで印象度の高い8ビートのリズムを叩いている「 Harvey Mason 」を始め、当アルバムの目玉ゲストであろう「 Larry Carlton 」在籍時の「 Fourplay 」のメンバー全員という4人の大御所をバックに従え、2人が気持ち良さ気にフロント・パートを勤めている、いかにもメロウの大家(笑)6人が集まった効果絶大!といった感じの雰囲気充満のナンバー  から受けた印象は、このアルバム全体の大きな魅力の一つであろうボニー&リック2人のアンサンブルから生まれるハーモニーの素晴しさは他テイクから更に頭一つ抜け出しているのでは?と思える程ですが、増して所々でラリーのギターやボブのピアノが加わる辺りは昇天モノ(爆)です。

 ジャズ・スタンダードとして数多くのプレイヤーに演奏されてきたジャズの巨人の一人「 Horace Silver 」のブルーノート時代の代表曲をカヴァーした  も、ハード・バップの名曲を2人らしいメロウなスムース・ジャズ・テイストにアレンジした見事な手腕に感心します。

 アーバンな大人のR&Bテイストとビートが心地好い、ややアップテンポのファンキーなチューン  、いかにもボニーの作品らしい極甘メロウのバラード・ナンバー  、そしてラストには、おそらくボーナス・トラックになるのであろう新たにソウルフルな女性ボーカルを加えた  の別アレンジ・ヴァージョン  が収録されています。

 今までに挙げた以外にも参加プレイヤーには「 Paulinho da Costa 」や「 Paul Jackson Jr. 」など、名うてのサイド・メン達が脇を固めていますが、直接プレイでは関係していませんがギタリストでもある名エンジニア「 paul brown 」による裏方でのサポートが、この作品の素晴しい出来に大きく関与していると思われます。

 先にも何度か書かせて頂いた通り、ボニー&リック2人のアンサンブルから生まれるハーモニーの素晴しさは筆舌に尽くし難く、その点だけでも単に大物2人というネーム・バリューだけでは無い、真に2人がコラボレートした意味の大きさを体感した作品なので、ぜひ次のアルバムを期待してしまうのですが、残念ながら現状では契約などの大人の事情(笑)で難しいのか?今の所は実現してません。

 結局は単なる聴かず嫌いだったのですが、個人的に「 Miles Davis 」以外のトランペットがメインのエレクトロニック・ジャズに対して持っていた偏見を一気に払拭してくれた作品であり、純粋に内容に関しても魅力に溢れた聴き応え十分の素晴しい作品なので、当然自己評価も文句無しの「 ★★★★★ 」を付けざるを得ない、将に「 傑作 」とは当作品の様なアルバムの事を指すのだと思います。






ご迷惑で無ければ♪

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