日課の「 ジョギング 」と、その最中に主に聴いている音楽ジャンルの「 フュージョン・スムースジャズ 」といった話題を中心に、WEB上で広告を見たりアンケートに答えるだけでお小遣いが貰える「 サイト稼ぎ 」の話題なども少々。気になることを気ままに語ります
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Larry Carlton(夜の彷徨) /Larry Carlton
2010-03-07-Sun  CATEGORY: CDレビュー(SmoothJazz)

   Larry Carlton - Larry Carlton


※ 「 iTunes 」未インストールの方は「 HMV ONRINE 」サイト内にて試聴可能です。

1. Room 355 2. Where Did You Come From
3. Nite Crawler 4. Point It Up 5. Rio Samba
6. I Apologize 7. Don't Give It Up
8. Only Yesterday (It Was)




 70年代に大物グループ「 The Crusaders 」への新メンバー加入という大抜擢を受けた事で頭角を現した「 Larry Carlton 」が、クルセイダーズ脱退後に大手レコード会社「 Warner Bros. Records 」と契約して最初にリリースした「 1977年 」発売のソロ・アルバムです。

 ラリーの愛器「 Gibson ES-335 」から名付けられた自宅内のレコーディング・スタジオの名をそのままタイトルにした  は、この曲の影響で日本では多くのロック・ギター少年がフュージョンに転向したという逸話を残すナンバーで、シンプルだけど印象に残るリフに乗り、ラリーがスリリングなギター・ソロを弾き捲くるフュージョン史に燦然と輝く名曲中の名曲。


「 ① Room 355(Live) 」




 かつて不幸な事件で声帯を失いかけてからは歌ってないようですが、それ以前のラリーはギタリストとしてだけではなくシンガーとしても色気を見せていて(笑)、当作品でも2曲ほど本人のヴォーカル入りナンバーが収録されている内のひとつ  は、「 ブルー・アイズド・ソウル 」といった感じのミドルテンポ・ナンバー。

 ラリーのクルセイダーズ在籍時代の名盤「 Free as the Wind 」に収録された自身のオリジナル曲のセルフ・カヴァーである  ですが、本家(?)では「 Wilton Felder 」のサックスによるパートを全てギターで奏でるホーン・レスで収録された為か、ファンキーなクルセイダーズ・ヴァージョンと比べると、かなりロッキッシュな仕上がりになってます。

 ロッキッシュと言うより「 インストゥルメンタル・ロック 」と言った方が適切であろう  ですが、かつてのブームを知る人から伝え聞いた話では、完全コピーできれば他のギター・キッズから尊敬の眼差しで見られたという程、息をも付かせぬスリリングなラリーのギター・プレイが一番の聴き処だと思います。

 生まれながらに身体にリズムが浸み込んでいるであろうベーシスト「 Abraham Laboriel 」とパーカッショニスト「 Paulinho da Costa 」のブラジル出身プレイヤー2人に「 TOTO 」のメンバーとしても御馴染みのドラマー「 Jeff Porcaro 」が加わったリズムセクションが刻むブラジリアン・ビートが心地好い  では、ラリーのプレイは勿論、「 ローズ・ピアノ/オルガン/シンセサイザー 」と3つのキーボードを使い分けた「 Greg Mathieson 」のプレイが個人的には気に入っている、いまだにラリーのライブでは定番の1曲。


「 ④ Rio Samba(Live) 」




 そして  に続いてラリー本人がクセの少ない素直な感じの歌声でメイン・ヴォーカルを披露している  は、かつてのブルース色の濃い古き良き「 アメリカン・ロック 」ぽい土臭さが漂う渋めのナンバー。
 
 ポカーロが刻む軽快なビートに乗せてラリーがアグレッシヴにギターを弾きまくる  も 、  同様のロック・テイスト溢れるパワフルなナンバーですが、「 ファンク・ロック 」といった感じの  と比べると、こちらは「 ブルース・ロック 」といった感じでしょうか。

 そしてラスト・チューンの  は、今までと雰囲気がガラッと変わるムーディ&ブルージーなバラードですが、この曲からは将に「 鳴きのギター 」で美しいメロディを奏でる「 メロウなスムース・ジャズ・ギタリスト 」といった印象の現在のラリーに通じるものを感じます。

 ブルース・ギター界の大御所「 B. B. King 」に多大な影響を受け、後にはブルース色の強いアルバムもリリースしたりする事などを含め、フュージョン系ギタリストの中でもブルージーと評される事の多いラリーですが、初期の、特に今回のアルバムでは曲調は勿論の事、エフェクトを効かせた歪み系のギター・サウンドや、ロック・ギターでは当たり前でもジャズ系ではあまり使わないベント(チョーキング)奏法を多用するなど確実にロック・テイストの濃い作風なので、かつて多くのロック・ファンがこのアルバムでフュージョンを知り、やがてフュージョンにのめり込んでいったという話も充分頷けます。

 日本の70年代に起こった「 フュージョン(クロスオーバー)ブーム 」に多大な影響を及ぼした歴史に残る1枚であり、これからも間違いなくフュージョンの名盤として語り継がれていくであろう作品ですが、残念ながら当時のブームを知らない自分にとっても決して古臭いという意味ではなく、良い意味でノスタルジィ的な懐かしさを感じつつ、今現在も作品そのものに魅力を感じて愛聴し続けているお気に入りなので、当然自己評価も文句無しの「 ★★★★★ 」になります。






ご迷惑で無ければ♪

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コメント

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王道
コメントApollo | URL | 2010-03-09-Tue 11:32 [編集]
kickさん、こんにちは。

いきなり「王道」で来ましたね。
私はリアルタイムでこのアルバムを聴いています。
アドリブの部分をいっしょに歌えるくらい(決して、ギターを使うワケじゃありません!)にヘヴィー・ローテーションでした。

ラストの「Only Yesterday」は、高校の文化祭のバンドで演奏する弟のために、ギター伴奏用に(キーボードレスのインスト・バンドでしたので。)アレンジをしてあげたのを思い出しました。

YouTubeの「Room 335」は、私のお気に入りのライヴです。
ここでのメンバーは、アルバムで演奏していない人ばかりですよね。
ドラムスのJohn Ferraroに、クルセイダーズ時代のお友達のベーシストRobert Popwell。キーボードはソロ・デビュー前のDavid Benoitというフレッシュな顔合わせです。
全員のプレイが熱くて爽やかなので、このモントルーのDVDは時々引っ張り出して見ています。
>Apolloさん
コメントkick | URL | 2010-03-09-Tue 21:36 [編集]
コメント有難う御座います^^

おぉ!やはりリアルタイムでクロスオーバー・ブームを体感なさった方々にとって、このアルバムは「王道」なのですね。

たぶん、その当時の自分は「ピ○ク・レディ」の真似をする女の子達を尻目に「ドッチ・ボール」とかの休み時間の遊びに全身全霊を傾けていた頃だと思うのでw

できれば今度はスムース・ジャズ・ブームが日本で起きて貰って、今度は自分もドップリとハマりたいです。

> ラストの「Only Yesterday」は、高校の文化祭のバンドで演奏する弟のために、ギター伴奏用に(キーボードレスのインスト・バンドでしたので。)アレンジをしてあげたのを思い出しました。

それは弟さんにとって、実に頼れる兄貴っぷりでしたね。
是非Apolloさんのアレンジ聴いてみたいです!

当方がアルバム聴いたのは90年代だったのですが、自分は「ROOM335」に感動してギターで完コピを目指すも・・・ピアノ・ソロ前辺りまでで挫折しちゃいました OTL

> YouTubeの「Room 335」は、私のお気に入りのライヴです。
> ここでのメンバーは、アルバムで演奏していない人ばかりですよね。
> ドラムスのJohn Ferraroに、クルセイダーズ時代のお友達のベーシストRobert Popwell。キーボードはソロ・デビュー前のDavid Benoitというフレッシュな顔合わせです。
> 全員のプレイが熱くて爽やかなので、このモントルーのDVDは時々引っ張り出して見ています。

さすがApolloさん。
サイドメンバーについてまで、完璧に把握しておられて脱帽です。

この映像で自分が一番衝撃だったのは、今のカールトンさんとの・・・・だってフサフ(爆
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