日課の「 ジョギング 」と、その最中に主に聴いている音楽ジャンルの「 フュージョン・スムースジャズ 」といった話題を中心に、WEB上で広告を見たりアンケートに答えるだけでお小遣いが貰える「 サイト稼ぎ 」の話題なども少々。気になることを気ままに語ります
ジョギングしながら聴く smooth jazz
スポンサーサイト
-----------  CATEGORY: スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Herose/David Benoit
2010-07-25-Sun  CATEGORY: CDレビュー(SmoothJazz)
 Heroes


※ 「 iTunes 」未インストールの方は「 AMAZON.COM 」サイト内にて試聴可能です。

1. Mountain Dance
2. Human Nature
3. Your Song
4. Light My Fire
5. Never Can Say Goodbye
6. She's Leaving Home
7. Song For My Father
8. You Look Good To Me
9. Waltz For Debbie
10. A Twisted Little Etude
11. Blue Rondo a La Turk




 ウエストコースト・スムースジャズ・シーンの人気キーボーディニスト「 David Benoit(デビッド・ベノワ ) 」が自身の生涯で大きな影響を受けた様々なジャンルのミュージシャンをトリビュートして製作したカヴァー・アルバムで、「 Peak Records 」から「 2008年 」にリリースされた作品です。

 本人のオリジナルである  を除いた収録曲後半の ⑦ ~ ⑪ は、往年の名ジャズ・ピアニスト達のナンバーを取り上げた「 ストレート・アヘッド・ジャズ 」で占められ、前半の ① ~ ⑥ は、それ以外の様々なジャンルの曲が取り上げられてますが、どのテイクも「 アコースティック・ピアノ 」がメインのトリオを中心にしたシンプルな構成で収録されてます。

 70年代の「 クロスオーバー 」ムーブメントの中心人物の一人で、ベノワ本人とも親交の深いキーボーディニスト「 Dave Grusin(デイヴ・グルーシン) 」の代表曲  ですが、オーケストラ等を用いた壮大なイメージの原曲とは異なり、ピアノ・トリオで若干スローなテンポで演奏されている為、よりメロディラインが際立って聴く事が出来るヴァージョンになっていると個人的には感じます。

 あの帝王「 miles davis(マイルス・デイビス) 」でさえ一切のアドリブや過度なアレンジを排除し、メロディ・ラインを忠実に奏でたテイクを残している程の美メロの名曲  は、勿論King of Pop「 Michael Jackson(マイケル・ジャクソン) 」の傑作バラードとして良く知られたナンバーですが、このテイクではトリオの演奏にさり気なく「 シンセサイザー 」を被せたアレンジが曲の雰囲気をより引き立てるのに一役買っている良質のピアノ・チューンになってます。


 「 2. Human Nature 」



 スムージーなピアノ・ジャズ・バラードになってますが、原曲は多くのアーティストに影響を与えた英国を代表するPOPSシンガー&ピアニスト「 Elton John(エルトン・ジョン) 」の名曲である  、6.70年代の米国を代表するROCKバンド「 The Doors(ザ・ドアーズ) 」の大ヒット曲をパーカションを加えたカルテットによる演奏でラテン・ジャズ風に仕上げた  と、どちらもベノアのセンスが光るジャズ・チューンに変貌させてる点は見事です。

 オリジナルは「 Gloria Gaynor(グロリア・ゲイナー) 」ですが、やはり自分を含め「 JACKSON 5(ジャクソン 5) 」のヴァージョンの方を真っ先に思い浮かべる方が多いであろう  ですが、ここでもベノアは「 DISCOミュージック 」の名曲を「 ラウンジ・ジャズ 」テイストのメロウなピアノ・インスト・チューンに仕立て上げてます。

 他アーティストのアルバムでも「 オーケストラ or ストリングス 」アレンジャーとしてベノアの名前がクレジットされてるのを時々見かけますが、この「 The Beatles(ザ・ビートルズ)」の名盤「 Sgt Pepper's Lonely Hearts Club Band(サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド) 」収録内のナンバーを取り上げた  でも、彼のオーケーストレーションの技量を遺憾なく発揮した「 弦楽四重奏 」による美しい調べが思う存分堪能出来ます。
 
 後半の「 ジャズナンバー・パート 」の最初を飾るのは、「 ファンク・ジャズ 」の第一人者として名高いジャズピアノの巨人「 Horace Silver(ホレス・シルヴァー) 」の代名詞と言っても過言では無い超有名曲   ですが、元テイクとは異なるホーンレスな編成や、ベノアのプレイヤーとしての特徴であるリリカルなピアノ・タッチなど、ホレスとは違う雰囲気をしっかりと醸し出している点に、改めてジャズの深さと面白味を再確認しました。

 このアルバム収録直前にこの世を去った、私個人も大好きな「 Oscar Peterson(オスカー・ピーターソン) 」のジャズ史に燦然と輝く歴史的名盤「 We Get Requests(プリーズ・リクエスト) 」の収録ナンバーである  では、オスカーに負けず劣らずのリズミカルでスウィンギーなプレイを披露しています。

 そしてベノア自身が最も影響を受けたピアニストであると公言して憚らない「 Bill Evans(ビル・エヴァンス) 」のオリジナル・ナンバーで、「 Someday My Prince Will Come(いつか王子様が) 」等と同様「 ジャズ・ワルツ 」を代表するスタンダードとして多くのプレイヤーに受け継がれ続けている名曲  では、まるでエヴァンスが乗り移ったかの様な甘美なピアノの旋律が官能の世界へ連れて行ってくれます。

 「 ビ・バップ 」進化系のアドリブ・ジャズが全盛だった50年代から、カレッジで学んだ高度な音楽理論を駆使しながらもウエスト・コーストらしい聴き易さを併せ持った独自のアレンジ・ジャズを展開していた「 Dave Brubeck(デイヴ・ブルーベック) 」とも交流があるベノアですが、当アルバム収録で個人的に一番驚かされたのが、最初は自分の知らないブルーベックのナンバーだと思い込んでいた唯一のオリジナル  で、凡人の自分にはカウントするのも難儀する程の変則拍子や目まぐるしい転調など、ある程度ブルーベック作品を御存知の方なら自分と同じ勘違いをしても不思議ではないと断言できる、将にブルーベックの特徴を全て織り込んだベノアの新たな才能を思い知らされた脅威のテイク。

 最後のテイクは、そのブルーベックの代表作「 Time Out(タイム・アウト) 」収録のナンバーを同じサックスを加えたカルテットによる、ほぼ同様のアレンジで収録した  で締め括られます。

 当アルバムの収録曲全般に言えるのは、ベノアらしい耳当りの良い「 アコースティック・ピアノ 」メインのジャジーなナンバーで構成された作品なので、気軽に「 イージーリスニング・ピアノ・ジャズ 」アルバムとして聴くのも良いですし、あまりジャズに馴染みが無い方にとっての「 ピアノ・ジャズ 」の入門アルバムとしても十分適した作品だと思います。

 只、私個人の願望として、どうしても「 ピアノ・ジャズ 」とそれ以外のナンバーと言う前・後半のコンセプトのアルバムを出来れば1枚ずつ別々にリリースして欲しかったという想いが拭い切れず・・・・・自己評価も純粋に1作品としてなら問題無く平均点以上ですが、その分減点と言うことで今回は「 ★★★☆☆ 」とさせて頂きます。






ポチ♪っとお願いします

スポンサーサイト
トラックバック0 コメント0
コメント

管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
TB*URL
<< 2017/08 >>
S M T W T F S
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -


Copyright © 2017 ジョギングしながら聴く smooth jazz. all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。